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執筆者の写真Kazuki

骨壺について調べてみたよ

更新日:2019年9月14日

ほい、では今回は骨壺についてのお勉強です〜。


「骨壺って?」

これね、いつもお部屋のキャビネットの上の小さなお部屋にいる陣と花音のこと。


「あ〜いつも命日とかお誕生日になでなでするやつで〜すね〜♪」


そうそう。

これは基本的には葬儀をお願いした所で用意してくださるんで、大体の人はそのまま仏壇・祭壇にってパターンか、お墓に収めてるか、かな。

よっぽどデザインとか気にしてないと調べる事もないような気がするんだけど、おかんもしらなかったので、いろいろ調べてみたよ。


まずはサイズ。



犬猫さんだけでも結構サイズの種類があって、メーカーによっても多少サイズ差があったけど、一般的には猫さんは3.5寸、犬さんは3.5〜5寸の人が多そうね。


葬儀をお願いする際にその子の種類や体重なんかを聞かれるので、その辺は常に頭に入れておこうね。


ちなみに、人もだけど、意識のない肉体は重くなります。

人も寝ると途端に重くてずっしりして動かせなくなるけど、筋肉が体重分散のフォローをしてるから起きてる人をおんぶしたりする時のほうが軽いです。

なので、犬猫さんも旅立った後、葬儀で実際の体重を測定すると、猫さんで普段より500gとか増えてます。(火葬時間などの計算のためにだいたいどこでも計ります)


そんなわけないじゃん!とか現場で喧嘩しないでくださいねw


「ほえぇ〜・・・いっぱい種類がありますぅ〜・・・陣じんとのんのん、ちいこいね〜」


陣は女の子サイズ、花音子猫サイズだからかな。骨壺も小さいなんて知らなかったw


「これって〜あとで気に入ったデザインのやつに〜お取り替えとかするのぉ?」


まだそこまで一般的じゃない気がするけど、するお家もあるみたいよ。

実際いろんなデザインのものが売ってて、もこもこのファーみたいな袋なんかもあったよ。


大体の場合、納骨(お墓に骨だけ入れる事ね)の時に骨壺を開けるか、粉骨(骨を粉末にしてもらって小さいサイズの骨壺2寸とかに入れ直す)の時とかにしか開かないんじゃないかな〜。

なんとなく。


なので、今は覆い袋の上から好みの袋に包んで、お部屋に置いておくのが主流になっているみたい。または専用の木箱タイプのお仏壇にそのまますぽっと入れるっていうのもあるみたい。


うちはそのままだとあからさまにざ骨壺!って感じがして切なかったので、陣の時、「ぶちゃいく写真を貼ったらちょっと和むかも」と思ってw

表にドアップの残念写真を貼って、その頃ハマってた銀粘土でプレートを作ってワイヤーでかけてます。


陣は旅立った翌日、猛烈に雪を降らせてきて以来、ずっとなにかあると雪が降るので、頭のとこに雪の結晶のクリップをつけてて、花音は旅立つ日、ちょうちょを追いかけてる絵を見たので、友達がちょうちょのモチーフを持ってきてくれたのでそれを。


「カバーしないのぉ?」


それね。

どーしよーかなぁって考えてる間に9年経っちゃったのよw


二人にはいつもはぎれを買ってきてお布団作ってたから、それでカバーつくろうかな〜とか、毛糸で編むと夏暑苦しいかwとか、いろいろ考えてたんだけど、いざ材料みにいくとあれもこれも〜ってなって、結局決められず。

そのうち粉骨するかなぁ・・・とか。


ただ、犬猫さんに興味ない人とかももちろんいっぱいいて、そういう方が陣と花音のお部屋に気が付くと「あっ!」って感じで、目をそらすのね、なんか見てはいけなかったかな・・・みたいな気を遣わせちゃうんだよね。

別にこっちは「あ、この子たち前にいた子??」とか言われてももう大丈夫な位、時間は経ってるのだけど、相手はどれくらいの感じなのかわからなくて言葉にしにくい事だから、とっても気を遣わせた経験が何度もあって、カバーはしておこうかな、ってちょっと思ったんだ〜。

それでね、ちょっと実験的になんだけど、うちの子らのカバーも兼ねて、手作りカバーっていう提案をしてみようと思うよ。


「手作りぃ?(おかん洋服色ちがいますぅ」


(そういうことは気が付かないでw)

そう。

なんかさ、その子を想って、家族が手作りカバーを作ったら、いいと思って。


しょんぼりしながら銀粘土でプレート作ってた時ね、なんかいろんなこと思い出しながらずーと作業してたら、忘れてたこととか、ささいな思い出とかたくさん蘇ってきてね、あぁなんかいい時間を知らずに過ごしてきたんだなぁって思ったの。

寂しいけど、ありがとうって気持ちになれる時間だったからさ、カバーも折角なら手作りっていいんじゃないかなと思って。


すごく簡単に巾着袋の構造にしたら、誰でも結構簡単に作れそうだし♪


ということで、近々カバーのことを考えるよ。


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